赤べこ+ぺこっぱ

http://amsoft.minidns.net/node/119より

説明会では実際に公開している会社のホームページを使いながら紹介してくれた。やはりユーザー系ソフトハウスだけあって、親会社からの仕事が半分近かった。このため親会社が存在する限り会社は存続できるのだろうが、なかなか事業規模を拡大できない感もあった。それでも独自のパッケージソフトを開発し、 WindowsだけでなくLinux,FreeBSD等にも移植しているところを見るとなかなか技術力はあるようだ。説明の最後にパッケージソフトの1つを実演してくれた。これはこれでなかなか面白かった。

説明している間は、学生から見て右前に座っていた女の子が、話を聞きながら妙にうなずいていた。話し手もそれを見ると安心するのか、そっちの方をチラッと何度か見ながら説明を続けていた。それにしてもあの女の子のうなずき方は、どうなのか。人の話を聞いてそんなにうなずくものなのか。どんなことを話していてもうなずく。まるで「赤べこ」だ! 見方を変えれば新興宗教の信者が説教を聴いている感じだった。

この話し手がうなずく人の方をみて安心してしまう心理は、岡山県立大学 渡辺富夫教授の提唱する「うなずき理論」で説明できるのではないだろうか?

http://www.segatoys.co.jp/pekoppa/index.html

うなずき理論とは?

人は単に言葉だけでなく、うなずきや身振り・手振りなど身体によるリズムを共有して、互いに引き込むことで、円滑にコミュニケーションしています。この、人とのかかわりを実感させる引き込みを実現したのが「うなずき理論 iRT(R)」です。


セガトイズには、会社説明会に出ていた女の子のように、話しかけたら首をぶんぶんふりまくるような、ぺこっぱの赤べこバージョンをつくって欲しい。