本番環境トラブル時の空気

http://kousyoublog.jp/?eid=2259を読んで、微妙な空気というものを思い出した。

ある朝、常駐先に行ったら、ウチのリーダーから

「商用環境でハードウェア障害が発生しました、マシン室にお客さんが来ることもあるので、今日はちょっと深刻な雰囲気でお願いします。」

とかいうメールが来てた。
俺らは開発部隊として常駐しており、職場を一緒にしているという以外はインフラ関係の障害にはほとんど関係が無かった。


あのな、眉間にしわを寄せて深刻な雰囲気を醸し出しておけば、ハードウェア障害が回復するのか?
そんなんで、ハードウェア障害が回復したり、スケジュールの遅れが回復するんだったら、いくらでも深刻な顔してやるよ。

その常駐先では、Excel方眼紙や、修正したソースコードをコメントで残す、ソースコードと1対1に対応する擬似コードを仕様書に記述するといった呪術的行為が横行していたのは言うまでもない。