NetBeansでlombokを使う

Java の冗長性を排除する手軽な方法」で紹介されていたlombokというライブラリが便利そうだったので、NetBeansで試してみた。
一言で言うと、lombokはJavaBeanのsetterやgetterを省略可能にして記述量を減らしてくれるライブラリ。JavaBeansのメソッドはIDE機械的に生成できるけど、このくらいの単純な仕様にして欲しかった。

ふつうのライブラリとちょっと違うのは、IDEコンパイラアノテーションを処理できるようにインストールが必要なこと。javacで扱う分にはjarがクラスパスに入ってればいいらしいけど。

lombokのインストール手順

  1. Project Lombokをブラウザで開く
  2. lombok.jarをダウンロードする
  3. lombpk.jarを実行する(lombokインストーラが起動する)
  4. lombokインストーラが起動し、インストールされているIDEを検索する
  5. lombokをインストールしたいIDEにチェックを入れる。
  6. インストールが終わると次のようなダイアログが表示される
    • IDE起動時の設定ファイルはインストーラが変更してくれる。ダイアログの説明だと、netbeansを起動する際にパラメタを追加する必要があるなんてことが書いてあるけど。
  7. NetBeansを再起動して、IDElombokアノテーションが処理されてsetterやgetterが生成されているのを確認すればインストール完了。

Mavenで使う場合

Use Lombok via Mavenに従えばよい。

実用上の懸念

たいして使い込んでないけど、実際に業務などで使う場合の懸念点を思いつきであげてみた。