isaax勉強会#24(ラズパイでオムロン環境センサを使ってみる)に参加してきた

isaaxug.connpass.com

参加しようと思ったきっかけ

自室の温度とか湿度の記録を取りたいなと思っていて、 ウェザーニュースのWxBeacon2(オムロンの環境センサーのOEM)と Raspberry Pi 3B+を買ってたんだけど、 放置したままだったので、これはまさにぴったりの勉強会ではないかと思って参加してみました。

isaaxについての知識はありませんでした。

ハンズオンの中身

ハンズオンで使ったテキストは以下で公開されています。

オムロン環境センサ・Ambient・isaaxハンズオン – Isaax Camp

ハンズオンで利用するプログラム(Pythonスクリプト)はすでにgithubに用意されていて、 それをforkして使いました。

GitHub - isaaxug/envsensor-ambient

全体のシステム構成はこんな感じだと思います。 f:id:cnaos:20190126153252p:plain

sshraspberry piに入って、isaaxdのプロセスとかディレクトリを見てたら、 isaaxdがgithubからraspberry piで動かすPythonスクリプトをダウンロードしてきて実行してました。

事前に用意されていたのは、以下の2つのPythonスクリプトでした。

  • オムロンの環境センサーからBLEでデータ読み出しをするもの(sample1.py)
  • それに可視化サービスambientへデータを送信する部分が追加されたもの(sample2.py)

コードを書く部分はあまりなくて、 isaax, github, ambientなどの連携や設定がほとんどでした。

githubに上げられない秘匿情報はisaax側に保存しておいて、環境変数として参照できるみたいです。

f:id:cnaos:20190126153514p:plain
isaaxの管理画面

多少のトラブルがあったものの、 環境センサーから取得したデータをambientに送って可視化することができました。

f:id:cnaos:20190126153606p:plain
環境センサーから読み取ったデータをグラフ化

勉強会をふりかえってみて

isaaxむっちゃ便利!!

家でも使おうと思う。

これまで趣味でraspberry piをちょこちょこいじってたんだけど、 raspberry pi上でプログラムを動かすとなると、

  1. PC上でraspberry pi上で動かすプログラムのソースコード書く
  2. raspberry pi上に転送
  3. raspberry pi上で実行
  4. 必要ならサービスの作成

とまあ、わりとめんどくさい手順が必要だったんだけど、 isaaxを使えば、

  1. PC上でソースコード書いてgithubに上げる
  2. isaaxの管理コンソールからプログラムをリスタートすれば反映される

という風にすごく楽にプログラムの修正と反映ができる。

個人が趣味で使っている分には、raspberry piが手元にあるので、 実感できる便利さはこの程度なんだけど、 isaaxの真価はインターネットにつながってさえいれば、 リモートでプログラムの更新ができるところにあるらしい。