XD75Reを組み立てた
今回のキーボードの構成
- XD75Re Type-C
- 60% ポリカーボネートケース
- XD75RE用ステンレスプレート
- Kailh Box Royal 80個(必要75個,予備5個)
- DSA PBT レーザーエッチングキーキャップ(DOLCH)
組み立て
はんだ付け箇所はなし、スイッチはめてネジ止めするだけのハズだったんですが、ポリカーボネートケースの加工が必要だったのと、使用したステンレスプレートの制限から、PCBをケースにネジ止めした後にスイッチを固定する必要があるなどハマりポイントがありました。
ポリカーボネートケースの加工
XD75Reにはケース側の面にキースイッチ用のソケットとダイオードがついているため、 そのままだと60%のポリカーボネートケースについているネジ止め用の突起が邪魔になって組付けできませんでした。
どこかで買ってきた3本組(平、丸、半丸)で売ってるヤスリを使って、ネジ止め用の突起を削って対応しました。
※PCBのリビジョンや、ケースのモノによっては加工方法が変わるかもしれないので、現物に合わせてください。
加工箇所
- ネジ止め用の突起を削る 3箇所
- USBケーブル接続用の口の拡張
左上のネジ止め用の突起を削る
赤がMXソケット用に削った部分で、 緑がダイオード用に削った部分です。
真ん中のネジ止め用の突起を削る
ガタつかないようにするには、 ここが一番重要かも。
MXソケットに対応するためにかなり深くまで削ります。
右上のネジ止め用の突起を削る
ここもMXソケットに対応するために、かなり深くまで削ります。
USBケーブル接続用の口の拡張
手持ちのケーブルだと根本までちゃんと刺さらなかったので、ヤスリで削って穴を拡張しました。
ポリカーボネートケースへの組付け
XD75Re用のステンレスプレートですが、空いているネジ穴が小さすぎて、PCBとポリカーボネートケースを止めるためのネジをステンレスプレートの上から通すことができません。
また、ステンレスプレートに空いている穴を通るような ドライバーも手持ちではありませんでした。
つまり、PCBとステンレスプレート、キースイッチを組み付けた後ではポリカーボネートケースに固定することができません。
先にPCBをポリカーボネートケースにネジで固定したあとで、キースイッチを組み付ける必要がありました。
はんだ付けが必要なタイプのXD75Amだったら詰んでたかも。
PCとの接続
macとXD75ReをType-C to Type-Cのケーブルで接続しても、電源が入らないみたいでキーボードを認識しませんでした。
Type−C to Type−Aメスの変換ケーブルをかまして Type−C to Type−Aメスの変換ケーブル --> Type-Aオス to Type-Cケーブルという形だと電源が入りました。
kbdfansのkbd75v2では同じType-C to Type-Cケーブルで認識しているので、XD75Reの方の問題だと思います。
解体して確認するのが手間なので確認してないんですが、どうもXD75ReのType-Cコネクタ側にUSBデバイス(Upstream facing port (UFP))として認識させるために必要なプルダウン抵抗が入っていないらしい。