netshコマンドで無線LANインターフェースのブリッジ接続設定を変更する。

以下の資料を参考にさせてもらいました。

netshコマンドのヘルプを表示してみる

コマンドプロンプトを開いて「netsh bridge」でブリッジ設定用に使うコマンドのヘルプが表示されます。

このコンテキストのコマンド:
?              - コマンドの一覧を表示します。
dump           - 構成スクリプトを表示します。
help           - コマンドの一覧を表示します。
install        - 現在のコンテキストに対応するコンポーネントをインストールします
。
set            - 構成情報を設定します。
show           - 情報を表示します。
uninstall      - 現在のコンテキストに対応するコンポーネントを削除します。

コマンドのヘルプを表示するには、コマンドの後にスペースを入れ、
 ? と入力してください。

現在のブリッジ設定の確認

「netsh bridge show adapter」を実行する

                                                                                                                                          • -
ID AdapterFriendlyName ForceCompatibilityMode
                                                                                                                                          • -
1 VirtualBox ホスト インターフェース 1 disabled 2 ワイヤレス ネットワーク接続 disabled
                                                                                                                                          • -

どっちもdisabledになってます。
これだと接続できないらしい。

設定変更コマンドのヘルプを確認

「netsh bridge set」コマンドを使うので、
まずはヘルプを確認。

使用法: set adapter [id=] [[forcecompatmode=]enable|disable]
 
パラメータ:
      タグ              値
      id              - 構成するアダプタの IDです。
                        ID 一覧の取得には "show adapter" を使用します。
      forcecompatmode - 次の値のいずれかを使用:
                        enable : Layer3 モードを有効にします。
                        disable: Layer3 モードを無効にします。
 
注釈: 指定したアダプタのブリッジ構成を変更します。
      指定したアダプタでネットワークが正常に機能していない場合にのみ
      このコマンドを実行してください。
 
例:
 
       set adapter "2" forcecompatmode=enable
 
       アダプタ "2" のブリッジ構成を Layer3 モードに設定して変更します。

ふーん、enable/disableはLayer3互換モードのことだったのか。

実際の無線LANインターフェース側の設定を変更する

表示された順だと、無線LANインターフェースのIDは2なので、
「netsh bridge set adapter 2 enable」と入力
これでOKなはず。

変更後のブリッジ設定を確認する

もういちど「netsh bridge show adapter」を実行する

                                                                                                                                          • -
ID AdapterFriendlyName ForceCompatibilityMode
                                                                                                                                          • -
1 VirtualBox ホスト インターフェース 1 disabled 2 ワイヤレス ネットワーク接続 enabled
                                                                                                                                          • -

無線LANの方がenabledになった。

IPアドレスがもらえているか確認

「ipconfig」を実行して確認する。

Windows IP Configuration

Ethernet adapter ネットワーク ブリッジ (ネットワーク ブリッジ):

        Connection-specific DNS Suffix  . : lan
        IP Address. . . . . . . . . . . . : 192.168.10.145
        Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0
        Default Gateway . . . . . . . . . : 192.168.10.1

うまくもらえてるみたいです。

これで無線LANインターフェースをブリッジ接続しても
IPアドレスDHCPでもらえるようになりました。