マスキングテープを使って、安全にProMicroのモゲ対策をする
はじめに
ProMicroのmicroUSBコネクタには穴が空いており、コネクタのモゲ対策で接着剤を盛ろうとすると容易にコネクタ内に接着剤が侵入します。
マスキングテープを使うことで安全に接着剤を盛ることができたので紹介します。
作業に必要なもの
- マスキングテープ
- 先が細い精密ピンセット
microUSBコネクタ内に突っ込めるくらい先が細いピンセットが必要です。
今回使ったのはgootのTS-10です。
マスキングテープでコネクタの穴を塞ぐ
上面に2つ、左右の下側に2つ穴が空いているので、これらをマスキングテープで塞ぎます。
※コネクタ内部のmicroUSBの端子部分を壊さないように注意してください。
- マスキングテープを適当な大きさに切ります。
- 粘着面を外側にして二つ折りにします。
- ピンセットでマスキングテープをつまみコネクタ内に入れます。
- マスキングテープをコネクタの一番奥まで突っ込みます。
- ピンセットの先端でマスキングテープをコネクタの内側から外側に向かって押しつけてマスキングテープを貼り付けます。
- コネクタの穴がちゃんとふさがっているか、マスキングテープとコネクタの間に隙間ができていないか確認します。
反対側の穴も同様にマスキングテープで塞ぎます。
スルーホールの保護
スルーホール内に接着剤が侵入すると困るので、
スルーホールにもマスキングテープを貼って保護します
接着剤をmicroUSBコネクタ周辺に盛る
あとは接着剤をmicroUSBコネクタ周辺に盛るだけです。
スルーホールのマスキングテープの上に接着剤がかかってしまった場合は、
接着剤がゴム状に半分固まったくらいになってから
マスキングテープを剥がして接着剤を整え、スルーホールが塞がらないようにします。
接着剤が固まったらマスキングテープを剥がして完成です。