手順書の鉄則

ビルド手順書だったり、モジュールの配備手順書だったり、そういった手順書を書くときに気をつけている事を勝手に列挙します。 はじめに 手順書を実施するうえで、最大の敵になるのがヒューマンエラーです。 ヒューマンエラーをなくすには、完全に自動化して…

NetBeansのMavenプロジェクトでGUIエディタ上に自作のクラスをドロップ出来ない

NetBeansのMavenプロジェクトで、GUIエディタでswingのフォームをいじっている時に気づいたんだけど、プロジェクトを作る際に、 「Java-Javaデスクトップアプリケーション」で作成したプロジェクトでは、GUIエディタ上に自作のクラスをドロップ出来る。 「Ma…

企業理念と技術者倫理

転職のためにいろいろな会社で面接をうけているのだが、よく落ちるw。エンジニアとして誠実であろうとすると、会社の方針と反してしまうというのが理由の一つらしい。面接をしている人事担当者が言うには、「エンジニア視点というよりは、経営者視点で物事を…

NetBeansのMavenプロジェクトでrome-1.0.jarを使うには

rome-1.0.jarをNetBeans6.7.1のMavenプロジェクトから使おうとしたときにちょっと引っかかったので、対策を書いておく。 対策 原因なんかいいから、まずは対策を知りたいという人向けに先に対策を書くと、以下のリポジトリ設定をpom.xmlに追加するだけ。 ま…

他山の石

137 名刺は切らしておりまして :2009/05/30(土) 14:08:49 id:WldHP32B ひとつの参考として、彫刻業界の話をしよう。墓石や建築建材、モニュメント政策を生業とする業界は生産はおろか デザインですらもその大部分を中国でやっており、国内では営業機能 しか…

恐怖の落ち穂拾い

某製作所には「落穂ひろい」という制度がある。 事故を起こしたあとの反省会のようなもので、トヨタ式に5W(なぜを5回繰り返して、原因を探る)の考え方に基づいて事故の原因を探るのだが、俺が見た限りでは、やってることは学級会のつるし上げと変わらな…

本番環境トラブル時の空気

http://kousyoublog.jp/?eid=2259を読んで、微妙な空気というものを思い出した。ある朝、常駐先に行ったら、ウチのリーダーから 「商用環境でハードウェア障害が発生しました、マシン室にお客さんが来ることもあるので、今日はちょっと深刻な雰囲気でお願い…

運用開始後にトラブルが頻発するプロジェクトの特徴

サーバをさわっているSEがダメダメ 開発環境が安定しない。 設定ミスが多い パッケージをインストールしただけで、設定がぜんぜんされてない。 テスト環境が貧弱 開発用のサーバすらない 本番機で開発しろとか いったいどうやってテストしたのかすら不明なコ…

田んぼアート

このページの田んぼアートの写真を見て、サッカーの立体広告とか、ある一点からみると立体的に見えるアートを連想した。 田んぼの写真を撮っている位置が限定されているようなので、立体的に見える田んぼアートもできるはず。ぜひとも見てみたい。

コードレビューの意味

「コードレビューって意味あるの ?」 - カレーなる辛口Javaな転職日記とそのブクマを読んで思った事を2つ 1つ目 コンサルタントの道具箱より レディングの読書の法則:「読む価値のないものは読むな」 ケアリーのゴミ警報:「やる価値のないことは、きちん…

BeansBinding1.2.1でButtonGroupを扱う(読み出しのみ)

BeansBinding1.2.1でバインディングを使ってButtonGroupから選択されているボタンの読み出しに成功したので、記録しておく。 前回の失敗はこれ BeansBindingの拡張機能 BeansBindingには、一般的なJavaBeansの規格に沿わないクラスに対してバインディングを…

BeansBinding1.2.1ではまだButtonGroupに対応してないらしい。

BeansBindingは、Beanのフィールドの値を同期するための仕組み。わりとswing用に使われることが多いみたいだけど、他の使い方もあるのかもしれない。で、次のようなGUIで選んだラジオボタンの値をBeansBindingでテキストフィールドに表示しようとしたが、値…

ascii.jpのsummary.htmlページをスキップするgreasemonkeyを書いてみた

google readerでascii.jpのRSSフィードを読んで、記事を開いたとき、いっつも(続きを読む)というサマリーページが表示されていて、うざかったので、greasemonkeyを書いてみた。javascriptをさわり始めたばっかりなので、適切でない部分がありましたら、ご指…

また、生パスワードが漏洩したらしい。

アスマート情報漏えい、カード番号よりもヤバイもの漏れてますより このようなこともあり、実は今回の情報漏えい事件はそんなに大きな事ではないと思っていました。この1文に気がつくまでは。 (2)流出の可能性がある対象者と項目 項目…住所、氏名、電話・…

システム要件について一言いっておく

2次請けでシステム開発なんかしていると、システム要件とか全く見ないまま仕様書を作ったりすることがあるけど、適切な仕様を書くにはこういった状況は良くない。すごくおおざっぱな例えになってしまうが、要件というのは、「旅行で北海道に行きたい」とい…

アーキテクチャレベルの設計ミスをプログラムレベルで覆す事は難しい

障害発生時の復旧手順とか、ログの取得レベルとか、バックアップをどうするとか、アーキテクチャレベルで決めておかなければいけないんだけど、すっかり忘れられてて、プログラム側にそのしわ寄せが寄ってきたりする場合がある。戦術的勝利で戦略的不利を覆…

赤べこ+ぺこっぱ

http://amsoft.minidns.net/node/119より 説明会では実際に公開している会社のホームページを使いながら紹介してくれた。やはりユーザー系ソフトハウスだけあって、親会社からの仕事が半分近かった。このため親会社が存在する限り会社は存続できるのだろうが…

V字モデルの欠陥

文書ドリブン開発 詳細設計文書編 (1/2):システム開発プロジェクトの現場から(26) - @ITより このV-モデルを見ると単体テストは詳細設計文書をインプットにして作成されることが分かると思います。もしあなたが単体テストの仕様書をプログラムコードから…

多様性を選ぶのか、それとも安定性を選ぶのか

島田 エンドユーザーとベンダーが組んで作ると、稼動後のリスク認識の甘さからか、運用面やセキュリティ面で脆弱なシステムになりやすい感じがします。多くの場合、開発したベンダーが運用も面倒見てくれるケースが多いようでしたが、それでも私たちから見る…

ホワイトボックステストの意味

テスト工程でテストしているものが、ソフトウェアが満たしていなければならない仕様を満たしているかどうかだったとすると、テスト工程でホワイトボックステストをする意味はあるのだろうか?e-words ホワイトボックステスト 【white box test】より ホワイ…

レガシーコードは癒着がひどすぎて保護できない場合が多い

「保護」できるテストとはでは、「保護」できるテストとは何でしょうか? それは「単体テスト」、それも「自動実行できる単体テスト」です。コードを変更した際の有益なテストとして、ぱっと思いつくのは「回帰テスト」であり、業務システムには用意されてい…

ステップ数よりスペック数

ソフトウェアの規模は、ハードウェアの規模がそうであるように生産量ではなくスペックである。実現方式が違えば生産量の定義が変わる。そんなバカなことはない。プレス加工だろうが、鋳造だろうが、生産量の定義が変わるはずがない。ソフトウェアの規模を生…

mime-utilのサンプルを作ってみた

mime-util 2.1のサンプルコードを作ってみた。http://bitbucket.org/cnaos/mime-util-sample/コンパイル済みの実行可能JARをパッケージングしたものはこれOpendesktopMimeDetectorの使い方がまずいのか、 octet-streamしか検出されないorz

javaでファイルの種類を判定する

javaでファイルの種類を判定する場合、mime-utilというライブラリを使うと便利らしい。詳細は元のサイトを参照していただきたい。検出アルゴリズムは次の通り ExtensionMimeDetector MagicMimeMimeDetector OpendesktopMimeDetector TextMimeDetector Window…

javaでファイルの種類を判定する

javaでファイルの種類を判定する場合、mime-utilというライブラリを使うと便利らしい。 詳細は元のサイトを参照していただきたい。 2010/3/17追記:開発元のサイトが見れないので、sourceforge.netのリンクも追記しておく。Mime Type Detection Utility down…

噴射式ビブーティー+粉塵爆発

まずはこれを見てほしい。 デイリーポータルZ:手から粉出してサイババになる より そして、次にこれを見てほしい。 2009-06-18より いいか絶対に真似するなよ!絶対だぞ!

テストが先か、コードが先か

Chris Matts氏はこの問題に対して興味深い視点を提示している。つまり、入ってくる情報の問題ととらえているのだ。受入テストをアップフロントに書かないソフトウェア開発プロセス(アジャイルに特化したものである必要は無い)を想定すると次のようになる。…

あなたはまだそんな「仕様書」を書いているんですか?―ダメダメ「仕様書」の改善提案書

あなたはまだそんな「仕様書」を書いているんですか?作者: 宮古環出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2009/01/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 154回この商品を含むブログ (4件) を見る私の考え方とは違うみたい。以下、違うと思った箇所 1-3 会社…

仕様や設計の根拠

しかも、物にする過程には技術の選択というものがある(広義の技術と取ってください。テクノロジーやテクニック、手法、メソッド全般)。物というのは技術で作られているわけですが、なんでも使える完璧な技術は存在しません。しかも、ステークホルダーはコ…

地デジカの裏設定

地デジカは、ダビング10の呪いによって、1世代しか子供を作る事が出来ず、 10人子供を作ると消滅してしまう。そんな裏設定を妄想してみた。