SIerはいまさら内製化できるのか?

若い時にプログラムを書こう、必ず人生の豊かさにつながる | 日経 xTECH(クロステック)より 開発者はどこへ消えた ずっと気になっていたのだが、そもそもNTTデータの社員は開発をしているのか。 非常に危機感を持っていて、現状は何しろ内製率が低い。正直…

設計書の非常識1.設計書には詳細な実装方法を書く

SIerの常識:「誰が書いても同じソースコードになるように、詳細な実装方法の記述された設計書を書かなければならない」プログラマの常識:「誰が書いても同じソースコードになるような設計書は書くだけ無駄、誰が書いても同じ振る舞いをするように、詳細に…

ステップ数の非常識3.ステップ数で規模を見積もる

ステップ数による規模の見積もりは不正確であるとさんざん言われているので、 改めて書くことは無い。 テストケース数の推定に使っても不正確 進捗管理に使っても不正確 規模を見積もっても不正確 これだけ不正確な基準をつかっているプロジェクトが破綻しな…

ステップ数の非常識2.ステップ数で進捗を管理する

SIerの常識:「毎日記述したステップ数を報告してください。」こんな寝言を真っ昼間から堂々と言ってくれるSIerが多くて辟易します。プログラムの実装がどれくらい進んだのかとステップ数には何の相関もありません。プログラマの常識:「ステップ数なんかク…

ステップ数の非常識1.ステップ数からテストケース件数を推定する

SIerの常識:「この画面のソースのステップ数は●●●だから、テストケースを最低●●ケース用意しろ」こんな寝言を真っ昼間から堂々と言ってくれるSIerが多くて辟易します。 テストケース数とステップ数には何の相関もありません。プログラマの常識:「ステップ…

セカイカメラ+男の子牧場=東のエデン第6話

東のエデン6話が非常にタイムリーだった件。 「画像検索エンジンで現実の人間にタグ付けがなされ、出会い系化して炎上崩壊した」 という部分が、 「セカイカメラ」と「男の子牧場」を連想せずにはいられなかった。 さて、今日の放送で出てきた携帯電話の画像…

できるヤツから潰されただけの話

[チーム編成編]できる人間を担当者にしてはいけない | 日経 xTECH(クロステック) が検討違いの対策を書いていると思ったので書いてみる。 できる人間を酷使して潰してはいけない なぜならば,課金ロジック・チームのサブリーダーから強い反発があったため…

当事者意識

よくプロジェクトでアフォなミスをすると、「当事者意識をもて」とか会議で言われるけどさ、 全く権限が無いのに当事者意識なんかもてるわけが無いだろうが。 歯車に一体何を期待してるんだか。なにか新しいことをしようとするたびに、 「あれしていい?」「…

SIerには論理的思考力のない馬鹿が多すぎる。

馬鹿か馬鹿でないかの見分け方。 『DBに格納されているWeb認証用のパスワードを暗号化したい』という要件を聞いて、『うんそれはいいね!ハッシュ化しよう』と思う人。 ←OK。 『うんそれはいいね!共通鍵で暗号化しよう』と思う人。 ←馬鹿。 『うんそれは…

4.すべてのプログラマはスパゲティコードを破棄またはリファクタリングする権利がある。

もし、スパゲティコードのままメンテナンスしてほしいって言われたら、裸足で逃げるね。 これらの権利は、プログラマの仕事の質を高めるために、最低限必要な事だ。もしこれらの権利が認められないのならば、仕事の質が高くなくても良いといってるに等しい。…

3.すべてのプログラマは設計書に擬似コードを記述する事を拒否する権利がある。

擬似コードを書くことほど無駄な事はない。擬似コードを書いたところで、それが正しいのかどうかすらレビューでは分からないし、実際に動くコードは1行たりとも書かれていない。擬似コードを正しく書いている時間があったら、実際のコードを書いた方がまだ…

2.すべてのプログラマはExcelで作成された設計書の作成、メンテナンス、レビューその他一切の作業を拒否する権利がある。ただしDBの設計書は例外とする。

Excelで作成された設計書は、これ以上無いくらいにメンテナンス性が悪い。Excelが使用される一番の理由は、設計書のフォーマットを同じにしたいためだとおもわれるが、 フォーマットを同じにしたところで、品質が同じになる訳じゃないんだ。Excel方眼紙なん…

1.すべてのプログラマはソースコードの履歴をコメントアウトで残す事を拒否する権利を有する

プログラマはソースコードの可読性を常に高いレベルに保つ必要がある。ただでさえ可読性を上げるための時間が足りないのに、 いちいち修正した箇所の前後にコメントを入れたり、 不要になったコードをコメントで残したり、 などなどコードに余計なコメントを…

現場から遠のくと楽観主義が現実に取って代わる

「現場から遠退くと楽観主義が現実に取って代わる。 そして最高意志決定の場では、現場なるものはしばしば存在しない。 進捗が遅れている時は特にそうだ。」 「何の話だ。少なくともまだデスマーチなど始まってはおらん」 「始まってますよとっくに! 気付く…

ソースコード管理システムでソースコードの共有を行ってはいけないたった1つの理由

VSSやSubversionなどのソースコード管理システムで、 「共有」とか「外部参照」とかで、リポジトリ上のソースコードを複数の箇所から参照できるようにするのは便利だ。だが、気づきにくい落とし穴がある。 共有しているソースコードに対して複数回コンパイル…

アプリケーションフレームワークとノーフリーランチ定理

「システムの要件に合わないフレームワークを無理やり使わされて使って失敗する」のは、 ノーフリーランチ定理によるのではないだろうか? 「あらゆる問題で性能の良い汎用最適化戦略は理論上不可能であり、ある戦略が他の戦略より性能がよいのは、現に解こ…

下請けいじめチェックリスト

何個当てはまりますか? 顧客の注文に少しでも疑問を示すと、すぐに不機嫌になる。 うまくいかないことがあると、すぐに下請けのせいにする。 下請けが一人で外出すると、しょっちゅう携帯に電話してくる。 下請けが友人や両親と交際するのを嫌がる。 下請け…

プログラム設計書に日本語で擬似コードを書いてはいけない

悪いプログラム設計書は、一言で言えば「プログラミング言語を日本語で書いたもの」です。変数の代入からif文の遷移まですべて日本語で書いてあります。こんなものを書くぐらいならプログラムに落とした方が早いし、間違いも減ります。 まったく同感。では、…

だるまさんがころんだ方式の進捗管理

プロジェクトの進捗が遅れ始めると、「進捗報告を頻繁にしろ」っていう命令がよく下るけど、 進捗報告を頻繁にしたって、進捗が回復するわけねーじゃん。 アホか。 逆に頻繁に進捗報告してるせいで進捗が悪化してしまう。これをだるまさんがころんだ方式進捗…

個人所有のPCに対して監査ツールの実行をお願いされた話

少し前の話なのですが、winnyを介しての情報流出が会社で問題になっていまして、 全社員に対して個人所有のPCでチェックツールを実行して、 結果を報告するようにとのお達しがありました。私はそんな格好ばかりの対策など無意味で、 個人への余計な干渉だと…

VirtualBoxのホストインターフェースと無線LANインターフェースをブリッジ接続するには

WindowsXPでVirtualBoxのホストインターフェースと無線LANのインターフェースがうまくブリッジ接続できたので、メモしておく。11/3追記 何が悪いのか不明だけど、 仮想環境内のubuntuを固定IPアドレスにすると、ルータにつながらなかったり、 DHCPでWindows…

netshコマンドで無線LANインターフェースのブリッジ接続設定を変更する。

以下の資料を参考にさせてもらいました。 XPのネットワークブリッジが使えない時の覚え書き | 道具眼日誌:古田-私的記録 http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/expertzone/columns/crawford/02april22.mspx netshコマンドのヘルプを表示してみる コマ…

javaはプログラマを堕落させる

私はjava使いのヘボプログラマです。 C言語も使えていましたが、もうC言語に戻れる気がしません。 javaのクラスライブラリが豪華過ぎて。リスト使いたいって思ったら、いちいち細かいポインタの操作しないですむし。 ハッシュ使いたいって思ったら、標準でつ…

クラスタをなめるな

以下のコピペは事実を元にしたフィクションです。 なあ、ちょっと聞いてくれよ。昨日、ネットワーク構成図見たんです。ネットワーク構成図。 そしたら、 アプリケーションサーバが3台に増えてたんです。 で、よく見たらなんか、3つともオンラインになって…